World Digger

ワインとかITとかとか。

調査の仕方・議論の進め方についてまず議論してみよう

結論;
・調査の仕方・議論の進め方についてまず議論してみよう
・「主張したてめーが調査しろ」レスは、議論の進め方の議論の価値がわかってないからスルー
・もっとコラムの作成をblog上でオープン&分業しても良いと思うんだ。
 →意訳:誰かわっちにブルームバーグの情報おくれw




はてなはblog間で議論が行われ、見ていて大変面白い&興味深い。


ただ、時々議論の方向性がずれてしまっているのも事実。
100のケースのうち、5にしか該当しないケースを分析=シナリオを作成して100を説明したり。
100の主張のうち、3だけが間違っているから、そこをあげつらい、あたたかも全部が間違っているかのような主張をした利(ヤクザメソッド)
門外漢なのに、多少その分野をかじっただけで、鬼の首を取ったごとく超理論展開したり。


こうした労力がもっと生産的な方向に行かされればいいのに、と思う。
もともと誘導したい先があって、記事を書いているなら、こういった記事はスルー力で対応するより仕方ない。
だが、たとえば「真に効果的な農業政策」をバイアスなく考える場合に、思考方法が間違っていると、たいてい間違った解答しか導けないし、その解答につっこむ他の人の時間も無駄になってしまう。


で、元コンサルとしては、この手戻りを防ぐともっと良いんじゃないかなーと思う。
つまり、議論/調査の進め方に対する議論と仮説の提供だ。


といっても、webで表面化されていないウォンツをくみ取るのは難しい(idだれだれが、次は経済の話をしたがっているから、経済の話に対する仮説・検討フレームワークを提供しようというのは、さとり様(21)じゃない限り不可能だ)。
だから、進め方としては以下のようになる。


1.議論/調査したい人が「「真に効果的な農業政策」について考えたいので、「やはり補助金では?」という仮説を立てて、それを証明するために**のデータとか使ってこうやって調査したいんだけど、おk?」と表明/つぶやく
2.「いや、前に調べたこういうファクトからして、BBという仮説の方が良い」「その仮説はこれこれこういうファクトがあるから、間違っている可能性が高い」とか、「**のデータ使うよりはXXの方が良い」「**のデータはマーケットを完全に包括できてないから、AAも見た方が良い」とか、議論の進め方についての突っ込み=ここがコンサル部分
ちなみに「補助金とかw なに言ってんのwww」みたいな議論ができない突っ込みはスルー力で対処
3.議論/調査したい人が「ありがとー じゃあ調べてみるねー」と調査を進める。若しくは「うわぁーん(´;ω;`) みーくんが死んじゃってやる気が出ない。だれか調査やってー」と調査を振る。
4.「調べたー。で、仮説は証明されたよ-/仮説間違ってた><」、「こういうデータ傾向があるから、これらの政策オプションの中で、これが効果的にこう機能するとおもうー」でend