World Digger

ワインとかITとかとか。

本のデータ化ひとまず、一通り終了。

Bookscanでデータ化した本について、整理等々がようやく完了。
現在、約110冊/7GBを常にiPadで持ち歩いている状態。
母艦のPCには約650冊/72GBが保存されている。これは今後3ヶ月であと400冊増える予定。
次世代iPadが出たら、最大容量買うかなー 


で、ここまでやった作業手順を忘れないように0からmemo。


1. 物理的に自宅本棚の片付け/本の冊数把握
※ちなみに私や友人数人がそうだったが、当初推定した概算冊数の50〜100%増しの本が実際に発見されることが多い。見えないところに敵(?)は潜んでいる・・・


2. BookScanでスキャン予約/入金。
本を送るのはだいたい3ヶ月後。
※プレミアム会員になるのが何かと便利。100冊くらい優先して処理できるし、ダウンロードが楽になる。
※オプションでリネーム・OCRするとなにかと便利


3. 本のデータ化が完了。BookScanのサイトからダウンロード。
※通常は1冊1冊のDLだが、プレミアム会員用のダウンローダーを使えば放置しておける。650冊/72GBで約12時間かかる。


4. 本の分類を作成する。
自分の場合は、下記13分類。Evernote(まだ使ってない)のタグと後々連携させる予定。
investment:投資
finance:財務
IT:IT
STR,MAK:戦略・マーケティング
people:組織・人
economics:経済
think:考え方
novel:小説・コミック
Bnovel:ビジネス小説・読み物
HBR:ハーバードビジネスレビュー・関連書籍
math:数学
Tea:お茶・料理・レストラン
General:その他


5. ファイル名にタグをつけたり、表記がぶれているのをリネーム。
ここはかなりめんどくさい。650冊の処理に2,3時間くらいかかった。
こんなファイル名に「investment_大破局(フィアスコ)-デリバティブという「怪物」にカモられる日本 フランク パートノイ 349p_4198608156」なる。
※この手の一斉リネームはエクセルのマクロで実施。特定フォルダのファイル名取ってきて、リネームしてくれる奴。便利というか、必須。
マクロはwebで適当に拾える。ただし、「〜」といった文字が入っていたりするとマクロでリネームできない(読み込めない)っぽいので、そこは手動で修正する。


6. オリジナルサイズのままだとiPadのページめくり/表示が遅いので、PDFを縮小する。
iPad2以降は処理速度が改善されたので不要。
BookScanの提供しているチューニングラボでも良いが、1ファイルづつの作業+待ち・処理時間長めなので、50冊を超える場合はローカルで作業した方が良いと思う。
以前50ファイル処理するのに40%くらいつきっきりで3,4時間かかった(朝4時ののすいてる時間帯)。
アプリはPDF SLIMとAutoClickするソフトを使用。
AutoClicはPDF SLIMが1冊圧縮毎に、完成した旨のPOPメッセージを出すので必要。
PDF SLIMの「普通」画質で圧縮すると、だいたい1/2のファイルサイズになり、見やすさはギリギリ維持できる。写真集等はダメダメ。
この辺はiPadの性能up待ちかなー。
PDF SLIMがよくエラーを吐くので、適当にながら作業で処理する。
1冊・200Mの処理に約1分かかる。エラー対応含めて、12時間くらいかかった(もちろん本読んだりムービー見たりしながらだけど)
縮小したファイル名の頭に「iPad_」をつける。
PDF SLIM
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se483615.html
AutoClick 1・2の自動クリックAndキー入力
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se293791.html
※BookScanでの圧縮よりもファイルサイズ大きめ、画質少し悪い感じに。
※BookScanでの圧縮では表紙データをAmazonから拾ってきて追加できるが、PDF SLIMではそんなことはできない。やるならPDF管理ソフト使って手動だが・・・ギギギ


7. iTunesでpdfデータをiBunkoHDに送る。


8. iBunkoHDで、shelfを本の分類ごとに作成・登録する。
※フォルダもそれぞれの作成したけど、これは後々考えるとほとんどいらなかった・・・
→そんなことなかった。後から本を追加していく時に、事前にフォルダ分けしてないとぐちゃぐちゃになる。




以上で、本棚毎に美しく整理された電子書籍のできあがり。
めんどくさかったが、これで常に美しく整理された本棚を手元に携えながら行動できると思うと、うれしい。
表紙がないことがほとんどなので、まあ色気はないけどね。だいたいの本は内側にもタイトルがあるのであんまり困らない。
表紙を見たかったらAmazon見に行けばいいさ。
 →結局ラノベの表紙が欲しくなって、表紙だけは自炊することに。複合機のスキャナー使って月に40冊・3時間くらい。
見栄えの良い棚はこんな感じ。



関連エントリ;
■[書評][コラム]BookScan550冊スキャン完了、雑感
http://d.hatena.ne.jp/nanoha3/20101203/1291356141
■[コラム]BookScanに依頼するまでの準備について
http://d.hatena.ne.jp/nanoha3/20100809/1281331060