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ワインとかITとかとか。

2.1.1 地方:ボルドー


//地図はこちらから拝借http://item.rakuten.co.jp/esakiwine/c/0000000105/
ボルドーは3つの特徴がある。
・大きく分けると、川を挟んで右岸と左岸に別れた多数の地区があり、それぞれ特徴が異なる。
・葡萄は赤はカベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、白はソーヴィニョン・ブラン、セミヨンが多く、基本的にブレンドして作られる。
・格付けが地区ごとに異なり、1級〜5級・ブルジョア級(メドック地区)、第1特別級・特別級(サンテミリオン地区)など。格付けが高いほど高価・美味だが、同時に熟成に時間がかかる。


テロワールの特徴としては、川によって運ばれてきた水・砂礫が大きく影響している。
温暖な海洋性気候、土地の水はけは場所によって異なり、土壌は砂礫質のメドック(左岸)は良いが、粘土質中心のポムロール(右岸)はあまり良くない。
ソーテルヌは朝霧が特徴で、それによって貴腐菌が繁殖しやすい気候となっており、甘口ワインが有名。


いわゆる五大シャトーと呼ばれるワインは、ボルドー地方の1級格付けされた5本のワインのこと。最新ヴィンテージで1本10万前後。
・シャトー・ラフィット・ロートシルト(メドック地区・ポイヤック)
・シャトー・ムートン・ロートシルト(メドック地区・ポイヤック)
シャトー・ラトゥール(メドック地区・ポイヤック)
シャトー・マルゴー(メドック地区・マルゴー)
・シャトー・オー・ブリオン(グラーヴ地区・ペサックレオニャン)
なお、ボルドーで最も高価なワインはこの五大シャトーではなくシャトー・ペトリュス(ポムロール地区・20万前後)となる。