3日目は6時前に起床し、洞爺湖サイクリングにスタート。
洞爺湖は一周37キロで信号も1,2カ所しかない。
緩やかな坂や先の見えないコーナーがあるのでずっとスピードを出し続けることは出来ないが、それでも所々立ち止まっての撮影込みで1.5時間程度で一周できる。
高低差は476m(MAX154/MIN78)
車も多くなく、アスファルトも良く(落ち葉は多いが)、距離も軽く走るには良い。
一周して宿に戻り、朝食を食べて、露天風呂に入って、荷物を整頓してそしていざウインザーホテルに移動開始。
輪行バッグのOS-500は折りたたんでバックパックと背中の間に挟む作戦。
早朝のサイクリングでウインザーホテルが想像よりかなり山の上にあることを目視確認したので、1時間前倒しで出発した。
出発したものの、途中でかなり疲れたので道中のレイクヒルファームで小休憩。
http://www.lake-hill.com/
ガチの登り、初めてなので走り方が全然わからなかった。
休憩後はウインザーホテルまで5km延々と登り続けた。
到着してわかったことは、ウインザーホテルの標高は625mで、それは高尾山より高いということだった。
1時間前倒しで出発して、ほぼ予定通りの12時前にホテルに到着。
車止めで、自動車のように「オーライオーライ・・・はい、ブレーキ」みたいに誘導されたのが面白かったw
チェックインしてサイクルジャージからワイシャツにさくっと着替えて、ランチに移動。
ランチは北海道で最も評価の高いミシェル・ブラス トーヤ ジャポンに。
http://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010801/1000137/
早速ワインの選択でソムリエと揉めw、20分ほど話して最終的に「お客様はお詳しいようなので、あとはご自分でお選びください」とご尤もなアドバイスを頂いたw
部屋に持ち帰って飲めることを事前に確認していたので、ラルマンディエ・ベルニエ の1erブランドブランのマグナムを選択。
NVではあるがリザーブワインを使っていること、そして通常サイズのボトルよりも昔に入荷していたことが決め手。
抜栓してコルクを見せて貰い、酒石を確認して勝利を確信する。
後述の料理にもイナダとラムを除いて良く合い、また翌日に完全に泡が抜けても美味しかった。
ブランドブランのお手本になるような香り、軽く熟成が入った香りと果実味、味わいのバランスは非常に素晴らしく、泡も軽く残る程度。
恐らく15年程度熟成している。
メニューに書かれた料理は5品だが、実際は11皿出てくる。
ライオールの郷土料理、コックームイエット。懐かしさを感じる味わい。
セップ茸のタルトフランベ。シンプルに美味しい。
バター、自立するライオールのバターナイフが可愛い。
パースニップのポタージュ。上に乗っているツブ貝や茄子やロマネスコは落として混ぜて食べる。根菜らしい滋養を感じる味わいで非常に好み。
美しい70種類の野菜のガルグイユー、サンショウオイルのレプール。山椒のニュアンスが軽く効き、そして野菜自体が素晴らしく美味しい。1切れだけ生ハム。
イナダのポワレ、ビーツのジュ。ややイナダ自体が力強すぎて好みではなかった。泡との相性の問題もある。添えられたアーモンドを詰めたスイートバナナは素晴らしい味わい。
赤平の子羊フィレミニョンのロースト。スタンダードに美味しい。
アリゴ。マッシュドポテトにチーズ加えたもの。やたら美味しいが、ひゃくぱーピザるw
レシピはこちら参照:http://www.cheesemarket.jp/howto/22.html
モッツアレラで作れる。
チーズ盛り合わせ、パイナップルのコンポート?が美味しい。
栗の流れる温かいビスキュイクーラン。栗の優しい味わいが素晴らしかった。
オートミールのアイスクリーム5種。美しく、美味しい。
キウイとリンゴのジュース、小菓子。ジュースが非常に美味しかった。
フレッシュハーブティー、レモングラス。美味しい。
食後酒に1930年のアルマニャック、ドメーヌ・ド・ペイロを30ml。素晴らしい陶酔を感じられる。
販売価格を考えるとグラス単価8000円は非常に良心的だった。
トータル3時間かけてランチを楽しんだ後は部屋に戻り、軽くシャンパンを飲んでシエスタにzzzzzz
が、割りと確り眠ってしまい、起きたのが18時直前=ディナーの予約時間。
軽く酔いが残ってるのと、お腹がまだ余り空いていないのでディナーを後ろにずらさせて貰ってお腹を空かせるための散歩に館内をぶらぶら。
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[夕食は鉄板焼きのアウト オブ アフリカに。
http://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010801/1000138/
事前にメニュー内の肉を何らかの魚介類に変えて貰うように連絡済み。
犬の箸置きがすこぶる可愛い。
(これは手が短いのでちょっと違うモデル?)
ウインザーでしか飲めない将進酒を飲んだが、余り好みではなかった。
北海道産 帆立貝柱と北あかりのピューレ。すこぶる甘く美味しい。
蝦夷あわび、キモが良い感じに効いていて美味しい。
牛肉の代わりに、タラバ蟹の鉄板蒸し焼き 香ばしく焼き上げるじゃがいものピューレ。これが一番美味しかった。
ジャガイモのピューレの香ばしさ、厚みのあるふわっと感の中に、甘くふわふわのタラバガニが閉じ込められていて最高。
ガーリックライス。香ばしく美味しい。
席を移動して食後のデザート。
食事中に今日は花火やってないのかな、おかしいな、と思っていたが、単に鉄板焼きのはレイクビューではなく、このデザート席がレイクビューだと判明。
食後、館内を散歩しつつ露天風呂に。
http://www.windsor-hotels.co.jp/ja/spa/onsen/
気温が0度近いためか湯気が1mほどたちのぼり、しかも強い横風で横向きに流れる物だから吹雪の中にいるような印象だった。