World Digger

ワインとかITとかとか。

2013年ワイン総括


※一目で分かるロマネコンティ2008の印象






昨年→http://d.hatena.ne.jp/nanoha3/20121225/1356396215


3行で;  


・ワイン3年目、ブルゴーニュを駆け抜けた。各地域有名生産者等々だいたい飲んで一段落。熟成ブルゴーニュは予想を遙かに超えた芸術的な味。
・とうとうロマネコンティ(本体)飲んだ。理想とした味を現実にしてて凄い。
・写真撮っただけでも500種類テイスティング。ワイン写真枚数が年々倍に増えてるんですが、ムーアの法則ですかこれ?
・財布ヤバイ




総括  


ブルゴーニュ全域、各地域のトップワイン飲んだ。偉大な生産者のなんと偉大なことか。
・赤白泡甘全ての熟成ワイン沼にずぶずぶと嵌まる。
・飲むボトルの価格帯メインはボトル1〜5万円から、ボトル1〜20万円にインフレ。oh...
・1980,1990年代のワインをよく飲んだ。
・1900〜1920年代のワインの味の染み方がすさまじい。液体の感じじゃない。
・人気のワインの半分程度は、人気のために価格が上がりすぎて味が伴っていない。特にニューワールドと一部イタリア、フランスより高くて美味しくないケースが目立つ。
・ブライドテイスティング修行。てかブラインドで出されるワインのレベル高過ぎぃ!
・カリフォルニア カルトワイン素晴らしい。ボルドー5大シャトー超えてるものも多い。
・友人にブルゴーニュ英才教育を施して、ワイン沼に引きずり込んだ。万歳!




泡TOP5  


やはり熟成ものが好きだが、リザーブワインを使ってバランスをとったものや、熟成して綺麗になったブランドブランも好きになった。
1. テタンジェ / コレクション1981

2. ジャック・セロス / リュー・ディ アイ ラ・コート・ファロン NV

3. マム / ルネ・ラルー 1986

4. シャルル・エドシック / ブラン・デ・ミレネール1995
5. ジャック・セロス / イニシャル NV
5. パイパー・エドシック / レア・ヴィンテージ 2002






赤TOP5  


だいたいブルゴーニュ。1,2は芸術的な完全さを感じさせる味わい、3は理想的な味わい、4は工業的に完成された味わい。どれも違う方向性で完璧。
1. ジョルジュ・ド・ヴォギュエ / ミュジニー Grand 1978

2. クロード・フーリエ / グリオット・シャンベルタン Grand 1980

3. DRC / ロマネコンティ Grand 2008

4. ハーラン・エステート / レッドワイン 2009

5. 生産者不明 / リッシュブール Grand 1921

5. シンクアノン / ファイヴシューター シラー2009
次. クィルシーダ・クリーク / カベルネ・ソーヴィニヨン コロンビアヴァレー 2010
次. シャトー・メルシャン / 長野メルロー 1990
次. E.ギガル / コート・ロティ ランドンヌ 2009
次. ロベール・アルヌー / ヴォーヌロマネ1er レス・ショ 1976






白TOP5  


やっぱりブルゴーニュ。1は若々しさと熟成の中間。2,3は同時に左右に持って飲んだ。最高。5のヴァレットはびっくりする程美味しかった。
1. エティエンヌ・ソゼ / モンラッシェ Grand 1994

2. ラモネ / ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ Grand 1985

3. コントラフォン / ムルソー・ジェネヴリエール1er 1989

4. ポチネ・アンポー / ムルソー 1966
5. コシュ・デュリ / ブルゴーニュ1990
5. ヴァレット / プイィ・フュイッセ クロ・レジエ 1996
5. ブラン・ガニャール / ラ・モンラッシェ Grand 2011






甘TOP5  


1900年、113才のワインを飲んだ。味の染み方が異常。液体ではなく、綿飴のように味がしみこみすさまじい美味しさ。
1. アデガ エクスポーダドラ ド ヴィノス ド マディラ / マルムジー 1900

2. シャトー ディケム 1998,1999

3. クサツ ハイランド(イヅツ) / ロマンティック ストラッセ NV

4. ゴラン・ハイツ・ワイナリー /ヤルデン・ハイツ・ワイン 2008
5. シャトー・メルシャン / セミヨンエッセンス(氷結果汁仕込み)1984






来年  


・ニューワールド高価格帯中心、ブルボルローヌシャン以外のフランスを攻める
ブルゴーニュはコルトンシャニュニュマーニュとエシェゾーの2畑を攻める。広大な畑で生産者毎に色が違うのが面白い。
・ワインエキスパート試験の申し込み忘れないようにする。






2013年にテイスティングしてシビレるほど美味しくて、ついついボトルを買ってしまったワインの画像を載せて記事を終わりたい(酷