World Digger

ワインとかITとかとか。

僕らは茹でガエルになりたがっている。

ブルゴーニュ2021VTの価格上昇で、絶望する人が続出している。

 

価格上昇理由は主に3つ。

為替で+15%、船便等のコスト増が5~10%、そして収穫量が-40~70%からの蔵出し価格上昇が??%。

 

こうした価格上昇要因が重なった結果、グロフィエ2021の70%値上がりを始め、10~70%の幅広い値上げが行われている。

ルフレーヴのプイィ・フュイッセ村名は今のところ変化なし、1erが+10%。



最近のブルゴーニュはだいたい毎年5~30%値上がりしているので、正直慣れたものだが、不作の2021に対するプライシングの方針で、かなり消費者のマインドに影響を与えた印象がある。

毎年25%の値上げであれば消費者はそれなりに、それなりに・・・・それなりに?受け入れられるが?本当か?いやまあ受け入れてるが?、唐突な50%以上の値上げは受け入れ難いものがある。

生産者が翌年以降の想定収量を見越して、均質的な値上げをしていると消費者のダメージは少ない。

しかし、毎年の収量ベースに応じた正直な値上げある意味誠実な値上げとも言えるが、これで突然(突然ではないが)50%とか70%と値上げされると、消費者は大きなダメージを負い、基本的にほぼ購入しなくなる。



残念ながら、我々は茹でガエルされることを臨んでおり、砂糖菓子のあとにフランベされることを望んではいないのだ。。。。



なお、前から繰り返しているがこうした値上げに対応する方法はただ1つ、毎年自分の可処分所得を同程度上げていく方法しかない。

 

ジュヴレ・シャンベルタン レ・スーヴレ | エノテカ - ワイン通販
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