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ワインとかITとかとか。

2012年ワイン総括


3行で;
・学習の高速道路をカッ飛ばした1年。サルデーニャからエシェゾーに跳んだ。
・ワイン2年目にして早くもブルゴーニュの時代到来!ワイン沼に嵌まった。
・飲酒量は昨年の半分程度ながらも、呑んだ種類は2.5倍に。
テイスティングに嵌まり、テイスティングの限界を知った。


総括;
サルデーニャ(イタリア)の白が好きと主張していた人間が、わずか1年でブルゴーニュ赤至上主義者になった。近所の神社行ってたのが、突然厳格なムスリムになる変貌っぷり。某テイスティングカウンターが諸悪の根源。
飲むワインのレベルは、ボトル単価1-3千円から1-5万にあっという間にインフレ。テイスティング中心に切り替えはしたが、この先の沼っぷりがやばい。
テイスティングは素晴らしいワインをグラス単位で味わえるが、偉大なワインになればなるほど数日と言った時間を掛けて呑まないと全容が見えない。やはりテイスティングで狙いを定めて、ボトルを買うという流れになる。
古酒についても理解が少し進み、GAJAバルバレスコ1971、ブルゴーニュ村名1929など素晴らしい古酒に巡り会えた。正直古酒はそこまで好みではないので、古酒っぽさ2割くらいの熟成感がどこかを探っていきたい。
熟成シャンパーニュは今年最大の発見。あんなにもドンペリが美味しいと思える日が来るとは思わなかった。
2013年はソムリエ試験(ワインエキスパートだけどね)の勉強でどうでもいい知識つけるとともに、ブルゴーニュの1er, Grandを積極的に攻めていきたい。




泡TOP3
1. ドンペリニョン 1988:ドンペリの最新VTは呑むに値しないが、25年経つと全てが変わり神になる。熟成泡に嵌まった原因。
2. ジャックセロス ロゼ NV:佐藤錦様が透視できた。なんだこのロゼは。
3. パルムドール 1998:素晴らしいボトルデザイン、熟成した複雑味と香ばしさ、手ごろな価格。プレゼントに大活躍。




白ワインTOP3
※他のジャンルと比べるとやや不勉強。強く勧められるが完璧に勧められるラインナップではない。
1. シャーヴ エルミタージュ2009: ローヌの力強い白ってすごい。完璧に金髪巨乳系。
2. ピヒラー ウンネントリッヒ2011:美しい美しい美しい美しいリースリング
3. ヴォギュエ ブルゴーニュブラン2009: 繊細、爽やか、清澄。ミュジニーは斯くも美しい。




赤ワインTOP3
1. オーパス・ワン 1990:かつてマッカラン30yを呑んだときの感動再び。堂々たるセコイアの大木のイメージ。
2. レ・フォールド・ラトゥール2009: ワインかとおもったらビロードを呑んでいた。静かな礼拝堂のイメージ。
3. Jean Pierre MUGNERET エシェゾー2002:結婚式のブーケを全て小さな花で作ったら、きっとこんな一本になる。
3. デュガ シャルム・シャンベルタン2010:シンプルな赤いドレスを纏った、しなやかな体を持つ美しい女性のイメージ。
3. アロウホ カベルネ・ソーヴィニヨン2005:カベルネだけどブルゴーニュっぽい洗練さがある。通常のカベルネと次元が違う。
EX: DRCエシェゾー2009:規模感でかすぎてわかんねー なんだこれ。10年程度経ったVTをボトルで呑みたい。
ブルゴーニュが少ないけど、村名で結構満足していてまだ上に踏み出せてないだけ。




甘口ワインTOP3
1. CH.イケム1996:人生に終止符を打ちたくなる、天国楽園味。爛熟凝縮複雑進化したキンカンのイメージ。
2. ヒルツベルガー リースリング TBA2009:貴人の飲み物。若々しい深い甘さと酸味の美しさが忘我に導く。ひなにーのイメージ。
3. 大七 極上品 生酒梅酒2011:ワインじゃないけどさ。どうしょうもなく美味しい。溌剌とした甘く透明な梅と美しい酸。








プレゼントに活躍したパルムドールさん。