World Digger

ワインとかITとかとか。

デジタルの中のアナログ

先日友人に「デジタル時代の申し子」と言われた。
おそらく職場に私物の液晶ディスプレイなどを持ち込み、先週の週末にゲームを16時間プレイしていた話などをしたためであろう。
確かに私はPCに異常に依存するライフスタイルをとっているし、デジタルガジェットへの投資額も年間数十万(今年はすでに30万以上PC関係に投資した)と結構な金額になっている。

が、しかし私はアナログ大好きっ子であると声を大にして主張したい。
私がアナログ大好きと主張する根拠は以下の2つである。
1 デジタルデバイスの中にはアナログの部分が多く含まれており、私はそれを非常に重視している
2 アナログデバイスへの投資がデジタルデバイスへの投資を超えている

1つめの根拠だが、デジタルデバイスのなかには依然として多くのアナログな部分が多く含まれている。
たとえば、液晶ディスプレイについては、自宅ではLacie 321(21.3インチ)を、会社ではIO-DATA AG202G(20.1インチ)を使っている。価格は前者が18万、後者が5.5万である。サイズ的にはわずか1インチの差なのに10万も高い製品を自宅で使っているのは、Lacie321の色再現性の高さを気に入っているからである。まーつまり、こっちのほうが色がきれいだから10万余分に払おう、という意思決定をしたのである。

2つめは1つ目の話とかぶる部分があるが、PC周りのアナログ製品への投資、つまり椅子、オットマン、ヘッドフォン、イヤホン、スピーカー、キーボード、鞄、そしてPCの静穏化への投資はPC自体への投資をはるかに上回っている。

まー、そういうわけで、私はツールとしてのデジタルデバイスを多用するアナログ人間なんだと思うのですよ。
ん、もしかしたらデジタルとアナログの定義がずれてるかもしれん。