World Digger

ワインとかITとかとか。

Web進化論

ネット上ですでにまともに議論されてるので、アレゲな視点から感想を。

読んでて思い出したのはクトゥルー神話
ナイアルラトホテップロングテールで、それを実現するITがシャイニング・トラペゾヘドロンといったところか。
特に意味はないけど。

で、電波的な感想を、と

Web2.0はコンセプト的にはドミノ(ゲームのドミノ。ドミノ倒しではない)を喚起させる。
なんでもつなげてつなげて、連環帯を捻らせて、と。
つなげることで情報の均質化と、極端な価値観の発露がおこり、Webを通じて似たような価値観を持つようになる。
ここでWebに繋がっているひとと、いない人の間で価値観の大きな隔たりが起こる。
対して、Webで繋がっている人たちの中には価値観の隔たりが発生しづらくなる。
この状態において、Webに繋がっている人が違う価値観を持つためにはリアルが必要になるんじゃないかな、とカロリー不足の脳みそで思考。

また違う話だが、本書に搭乗する概念を利用したビジネスはいくつかぱっと思いついた。
Google Earth/Localなんてめちゃくちゃ色々できるし、双でなくても物をつなげるだけで作れるサービスは色々ある。
ビジネスチャンス好きの友人に一回話し持ってくかな。