サブプライムから始まった信用収縮問題の到達地点といわれるGSE問題についておさらい。
ここがリセッションのグラウンド0になると目されている。
〔特集：米金融危機（１）〕米住宅公社に格下げのリスク、優良債権劣化で自己資本き損を警戒
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK015997820080718
〔特集：米金融危機（２）〕政府保証への根拠なき楽観、市場にリスク回避の動き
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK015948020080718
〔特集：米金融危機（３）〕自己責任原則の放棄で米国の弱体化が加速、ドルは凋落を早める
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK015940220080718
要約：
・政府系住宅金融機関（ＧＳＥ）のファニーメイとフレディマックはもうボロボロ。
→ファニーは資産2%目減りで脂肪する可能性も
・オルトAも焦げ付きが始まっている（プライム＞オルトA＞サブプライムで優良）
・死んでないように見せかけるために、レベル3を使った会計操作を公然と実施している、
・FRBがGSEの株を買ったり、公的資金注入などで支援しようとしている。
→でもそもそもFRBの財務状態もベアからの流れの中でボロボロ
・本当にGSEが崩壊すると、ドル崩壊レベルの混乱が発生する。
ファニーなど：ロジャーズ氏は支援酷評、ゴールドマンは株一段安予想
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=a2IYTRbtoZ6o
FRBの財布の中身
http://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/200806290000/
