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ワインとかITとかとか。

WSJ日本語版は良いニュースソース

日経のweb版(http://www.nikkei.com/)が4月から月額4000円(電子版のみ)というアホな価格設定になったので、見るのをやめ、ロイター・BloombergGoogleニュースを中心にニュースサイトを見るようになっていた。
そんな中、WSJ(http://jp.wsj.com/)も無料記事だけ読んでいたが、内容が非常に良かったので5月上旬からは月額1380円/1年契約を支払い、全記事を見れるようした。


結論としては、経済ニュースについては
MSJ>ロイター≒Bloomberg>日経
の順で役に立っている。


各メディアにそれぞれ長所と短所はあるが、ウォルストリートジャーナルの長所は下記のようだと思う。
・記事の掘り下げが非常に深い
→例えば、米失業率のニュースでは、失業率/エコノミストの事前予想/失業率の数字の内訳/統計上の問題/今後の予想が含まれていた。日経の場合、失業率しか記載されていない。
・CEOなど、重要人物へのアクセスができる
→聖下やadobeのCEOにWSJとしてインタビューをし、インタビュービデオを公開している。またチェコ大統領やバーナンキ等から寄稿がある。
→直近ではD8と呼ばれるWSJテクノロジーコラムリストによるカンファレンスを開催し、apple、MS、facebookのCEOを呼んでインタビュー/ビデオを公開/文字起ししたインタビュー内容を公開している。日経がストリンガーCEOを呼んでまともにインタビューした上でこうしたことができるだろうか?
・ニュースとは関係ないコラムが充実している
→ニュースとは別に、トレンドの分析等のコラム/オピニオンが多く、トレンドの再確認や新しい視点を得ることができる。
※もちろんポジショントークであることも多い


短所は日本のニュースが少ない、ややニュースが遅い、の2点。
ニュースが遅いのは、記事内容の充実もあるので気にならず、
日本のニュースが少ないのは、ロイター/Googleニュースでカバーできるので気にならない。