World Digger

ワインとかITとかとか。

レストランでの写真撮影が難しい


ISO800 f/2.8 SS1/40
アピシウス http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13000145/


3行で;  


・美味しそうに見える写真だけでなく、料理のビジョンが伝わる写真や、芸術性のある写真を撮影したい。
・ライティング不可、空間的制約、時間的制約という前提条件があり、撮影がむつかしい。
・この手の写真を撮影している人があまり見当たらない気がする。。。
・どうしよう・・・




前提  


・撮影は主に個室でやってるワイン会なので、ほかのお客さんに迷惑は掛かってないです。
・参加者がそれぞれ撮影すると良くないので、他のメンツより多少詳しいこともあり撮影担当をしています(振り返りのフォトブックも作成してる)。
・ワイン会以外のケースではもちろんササッととって終わってます。






現状/状況  


・レストランで良い写真を撮影しようとするのはむつかしい
レストランで良い写真を撮影しようとするのは、多くの点で困難さがある。
まず、雰囲気のいいレストランが多く(つまり暗い)、ライティング変更をすることもできない。ある記事でプロカメラマンが以下に料理をうまく撮影するか、という話を書いていたが、そこではレストランに照明とレフ版を持ち込んで撮影していた。そんなん無理やて・・・ できるといったら、並ぶ席のうちできる限りライティングの良い(なるべくすみっこの)席を選ばせてもらうこと。カメラ撮影的上席!
次に、テーブルと椅子の広さには限度があり、また食事の雰囲気を壊さないためには大型のカメラを持ち込むことができない。そして料理が温かいうちにできる限り早く食べたいので、撮影時間は30秒以内にしたい。つまり、なんとなくポケットから出てきた程度のカメラでパシャパシャ、っと撮影して終われるようにしたい。
構図については、当然のことだが食事中は特殊な体制で撮影するのもNGだ。テーブルの上に寝そべったり、席を立って撮影することは許されない。もちろんシャッター音は消す。


・構図のお手本が少ない
お店のHPやグルメ雑誌の写真や、料理本の写真は「料理全体を見せるためのカタログ写真」なのであまり参考にならない。
料理にはコンセプトが存在するので、そのコンセプトをより明確に示すことができる写真を取りたい。より料理の魅力が伝わる写真を撮りたい。
自分の構図パターンが限られており、毎月ワイン会があることもあって構図センスの限界をひしひしと感じています。






使用機材  


性能でどうにできるところはしたいので、使用機材は出来るかぎりベストの物を使いたい。
今までFUjiflm X10 → SOny RX100M3と使ってきて、現在はRX1RM2を検討中。
雰囲気出すための間接照明しかない極めて暗いレストランで話してる人物をブレなく撮影するために、SS1/40程度は必要で(当然連写)、そのためにf値は最大開放、ISOは十分な明るさが得られる程度まで高めると、RX100M3だとノイズが増えて死にたくなる。
料理や部屋はSS1/2とかで撮影すれば何とかなるけど、人物は何ともならん・・・


・食事中に無粋にならないよう、カメラはコンデジ・ミラーレスのサイズに限定。



http://kakaku.com/item/K0000295234/
・X10はマニュアル撮影がしやすく、画質も良い良いカメラだった。ただ、ピントがわずかにずれていること、ブレていることが多く、バッテリーもやや不足していた。光盤問題もあり、ISO800以上で暗めの撮影だとノイズがかなり多かった。
次のRX100M3を買うまではFujifiim信者で、F30→F200→X10と歩んできている。X30が期待した性能と違ったのでソニーに移行した。



http://kakaku.com/item/K0000653427/
・RX100M3は万能カメラで(マニュアル撮影もしやすい)、バッテリーが極めて優秀。WiFIオフにして連写で使用すると、1バッテリーで2000枚程度撮影できる。HDRも時々うれしい(処理が遅いけど)。ただISO1600以上での暗所撮影のノイズに難があり、特に全体集合写真の顔のノイズが気になる。iPadで見ると問題ないが、30インチ以上のモニタで見ると大いに気になる。超暗いレストランでISO6400 f2.8 SS1/40で人物撮影した時は、写真整理時に泣きそうになった。
M3はズーム端でのf値が大幅に改善するも(100mm f/4.9 → 700mm f/2.8)、M1,M2よりもノイズが多くなってしまっている。



http://kakaku.com/item/K0000827006/
・RX1RM2はフルサイズコンデジの2世代目。4240万画素、35mm単焦点、f/2.0、507g。個人的にはX10よりちょっと大きく重くなった感じでレストランに持ち込むのはギリギリ許容範囲。価格が問題なのは当然として、機能としては手ぶれ補正がないこととマクロ撮影が14cm〜なのが気になる。ズームは超解像度ズームか(解像度を生かして)トリミングすれば良い。バッテリーは220枚だけど、Wifi切ったりすればたぶん解決するから気にしない(RX100M3もスペックは320枚)。バッグに入らないのはあきらめる。






教えてください>_<  


現状からどうにも打開できないので、上手い料理の写真/写真家/本があったら教えてください。
//パンケーキの写真は、日の丸デザインの料理をどう撮影するかという状況のため、構図のチャレンジ大会になっていて勉強になります。http://bit.ly/1QTEdGI




今のところの作例(すべてRX100M3);

ISO800 f/2.8 SS1/2
オレキス http://tabelog.com/tokyo/A1316/A131602/13039554/

ISO200 f/2.5 SS1/30
アピシウス http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13000145/

ISO800 f/1.8 SS1/60
ガストロノミー・ジョエル・ロブション http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13009310/

ISO800 f/1.8 SS1/30
メゾン ポール・ボキューズ代官山 http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130303/13040327/

ISO800 f/2.8 SS1/20
MASA UEKI http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13149905/

ISO800 f/3.2 SS1/40
MASA UEKI http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13149905/

ISO800 f/4 SS1/8
尾花 http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13003509/

自宅鮨の始め方



鮨への精神的抑圧を打ち破る  



料理の中で鮨はやや特殊な立ち位置に位置する料理だ。
鮨は基本的に外食でしか食べないと考えらえているもので、同じ生魚を使うとしても自宅では手巻き寿司しか調理しないという精神的な壁がある。
鮨には難しさ、魚を捌く難しさと、特に握りの難しさのイメージがある。
しかしその2つは極限まで極めようとしなければ案外数度の練習で習得できてしまうもので、そうした簡単な練習を乗り越えると自宅で好きな時に鮨を食べることができる天国が降臨する。






食事会の料理として優れる鮨  


自分は自宅で作る料理、作らない料理をある程度決めている。
判断基準は3つあって、1つ目は人数。いつもの来客数(2〜4人)に対して手間がかかりすぎるものは作らないことにしている。仕込みの長い懐石料理やフォンドヴォーが必要なフレンチ、スープの仕込みが必要なラーメン、色々面倒な佛跳牆などがこれ。
2つめは絶対的な料理のレベルで、外で食べたほうが絶対においしい料理は作らないことにしている。天婦羅がこの代表。
3つ目は席を離れる時間で、あまりにも調理に手間がかかりすぎる料理だと来客との話ができず自宅食事会の意味がない。
この3つの理由により、今まではフレンチ・イタリアンを中心に料理してきたが今年からはお鮨を出すようにした。


また、プレゼンテーションとしては自宅で鮨という時点で大きな驚きを持ってもらえれる。
特に小さな子供がいる友人などには喜ばれる(殆どの良い鮨屋は子連れが難しい)。
2,3人いればそれなりの数量を、それも高級なネタを含めて食べることができ、料理しながら話すこともできる。
そして仕事と呼ばれる鮨への工夫の仕方はアイデアの素晴らしさが中心のものが多く、いいお鮨屋さんの仕事を真似ることは案外簡単にできる(もちろん完成度は比べ物にならないが、フレンチのソースを再現するよりは再現度が高い)。
ただの中トロの握りと、色々仕事をした中トロの握りは味がまるで違うが、その仕事は本当に「良い仕事は全て単純な作業の堅実な積み重ねだ」という言葉を実感させてくれるものである。



なお、自宅鮨の厄介な点として、料理人の手が汚れている状態が基本になるので、箸はともかくワイングラスを使うときは足の汚れを洗い物の時に気を付ける必要がある。あと手が荒れて酢飯臭くなる(笑)。






道具  


お鮨の良いところの1つは、色々やることになっても必要な道具がさして必要ないこと。一通りそろえても2万程度で足りる。ルクルーゼの鍋1つより安い。
・柳葉:シャープナーを使っていい程度のグレードが気楽に使える。長いと取り回しは悪いが便利。

・シャープナー:砥石は面倒なので・・・

・骨抜き:様々な場面で必須。大きいほうが使いやすい。

・木製まな板:包丁にやさしく、魚が滑らないようにプラスチックでなく木製で。檜は香りがあるので避ける。銀杏のように重いと良いが高い。

・鮨桶:酢飯を作るのに。この大きさで1度に5合(4人分)が上限。

・巻き:シリコンだとかなり楽。

・ステンレスパッド:切りつけたネタを並べておくのに必要。使うときは底にアイスノンをあてるなどして温度をコントロール

・バーナー(オプションだが強く推奨):鮪、鯖、穴子、肉などを炙るときに多用する。炙りは旨い。

・鮫肌(オプション):使ってみるとわかるが、大きければ大きいほど楽。最低でも大サイズで。
http://item.rakuten.co.jp/marukoh/4539765117006/
・刷毛(オプション):醤油につけてもらうのではなく、刷毛で塗るだけで崩れが少なくなり本格っぽくなる。小皿が不要になり洗い物も減る!

・ソースパン(穴子のタレ・煮きり・ジュレ用に、オプション)







教科書  


魚の捌き方、鮨の握り方などはwebに一通りのっている。
捌き方・卸し方: 手前板前(説明がところどころ良くないが・・・)
http://temaeitamae.jp/top/t5/13/09.html
握り方
http://temaeitamae.jp/top/t3/a/1.html
http://www.gourmettown.net/report/masazushi/kyoushitsu/01-0527/3.htm


が、こうしたwebをいちいち調べるのは面倒でもあるので、高いけどこの本を買うのがお勧めだ。

この本1冊を持っていれば、どんな種類の魚を買ってきても、この本を元に捌いて鮨にすることができるという安心感が生まれる。リファレンスとなる本だ。


なお魚をさばいた後の骨や内臓をそのまま捨てておくと翌日死ぬほど臭くなる(特にカワハギ)ので、当日中にごみ袋で二重に包んでゴミに出してしまったほうがいい。


魚自体の知識についてはぼうずこんにゃくさんの市場魚介図鑑のwebと本が極めて役に立つ。
http://www.zukan-bouz.com/








シャリの炊き方  


鮨でシャリが口の中で解けるあれは、実は握りの技術よりはシャリの炊き方に大きく依存をする。
ギリギリ芯が残らないアルデンテにご飯を炊き(米にもよるが水分量は通常の目盛りの85%が適度)、そこに鮨酢と砂糖を混ぜることで適度なシャリが出来上がり、握りやすくもなるし口の中で解けるようになる。
鮨屋さんによっては固さと柔らかさを両立するために、古米を使っていたり、前日炊いたシャリを半分混ぜていたりする。
鮨酢については白酢、赤酢、各種果物の酢などいろいろ好みがある。
ネタや季節に合わせて白酢・赤酢を切り替える店も多い。
自宅で使っているのは、このお酢。ネタとの味のなじみ方・酸味と使い勝手が良い。赤酢は探し中。



鮨はネタよりもシャリのほうが難しい。






魚の仕入  



スーパーや百貨店、魚屋で買うことになる。
買い方は丸魚、丸魚を3枚下ろししてもらう、サク、お刺身盛り合わせなど。
同じ魚でも質はかなり値段に比例しているので、美味しい魚を買いたいときは高い魚を素直に買ったほうがいい。100円のアジと、2500円の関アジはまるで味が違う。
鮪や鰹やホタテなどは冷凍と生があるが、生のほうが明らかにおいしい。
珍しく安くて美味しい魚は前述の市場魚介図鑑で学べる。
鯖やイワシやサンマなど、アニキサス規制魚は十分注意して扱うこと。関サバの生の握り(軽くあぶってもいい)は素晴らしくおいしいが、自己責任で。
出して喜ばれることが多い高級魚は、金目鯛、白いか(剣先イカ)、関アジ、シマアジ、氷見鰤、中トロ、カワハギなど(少し高級なスーパーや百貨店に売っている)。



定番高級ネタの雲丹は美味しいものだと結構高い(ロシア産も多いが、きちんとしたものは美味しい)。イクラ筋子を自分で漬けるとかなり安い。100g400円とか。豪華雲丹丼の原価は2000円〜だが、いくら丼は800円程度で作れるのだ。
http://ikura.nomaki.jp/


貝類は丸で買ってきた場合は貝剥きが必要(不要になったナイフで一応代用可能)。腸炎ビブリオが多いので、必ず水洗いすること。


山葵は、個人的には山葵はなくてもいいと考えている。生山葵を使うなら長野の2年物が最上。おろし方で辛さ/香りも変わるので(早く下ろすと辛くなる)、目的の味と香りが出せるように試行錯誤するとよい。






調味料や添え物など  



ガリは東信水産の国産甘酢ガリが素晴らしくおいしい。僕はこれをkg単位で取り寄せている。
1kg3500円とかなり高いが、その価値はある。アジや〆サバの握りにこのガリを1枚重ねて食べると最高。
http://www.toshin.co.jp/shop/


醤油は刺身醤油やたまり醤油、色々使って煮きりを作る手もある。
http://www.geocities.jp/edomaesushicook/nikiri-recipe.html
自分が使っているのは魯山人醤油。高いけどむちゃくちゃ美味しい。刺身や鮨の美味しさが明らかにレベルアップする。


海苔は軍艦や太巻きに使う。良い海苔は極めて高いが、それ自体が素晴らしく美味しい。なお、例えば雲丹は軍艦という固定概念があるが、甘みを優先する時や雲丹の味わいが繊細な時は海苔を使わずに握るほうがおいしいこともある(シャリを握って、後で上に雲丹を載せる)。
やや余談になるが、太巻きは発想の余地が多い鮨の1つだ。白子を使った太巻きなどが面白い。
http://www.mikuniya-shop.com/?pid=17261146


大葉は白身魚やカワハギや烏賊、アジのなめろう(の握り)によく使う。中央の固い筋は取り除いて使う。


昆布は真鯛やヒラメの昆布締めに。量を使うのでお得なものを。




塩は岩塩やハイビスカス塩、ろく助の塩などをネタや狙った味に応じて使い分けていく。
普段は岩塩、白身系を彩りたいときはハイビスカス塩、昆布締め感を出すときはろく助の塩を使っている。


http://www.rokusuke-honpo.com/item09.htm?origin=pla&ptid=18283950120&productid=150-shiro


酢橘は1人1個程度必要。握りに入る前にすべて種を取り除いておき、絞っても種が落ちないようにしておく。
何気にパックされたものでもそこまで味が落ちないので、客前で絞らないならこれもあり(スーパーで売ってる)

ぽん酢は白身魚に使う場合も(特に薄造り)。ジュレにすると見目も良くなるが、めんどくさい(笑)


かんずり白身魚(特に薄造り)に。辛さで味覚にあまり影響を出さないように量は控えめで。友人が超好き・・・

他にも柚子(穴子)、胡麻ダレ(真鯛の刺身)などなど。必要と好みに応じて。






仕事  


同じネタを使うとしても、鮨屋によって出し方は様々だ。
魚の大きさ、サクの切り方、包丁の入れ方、合わせるシャリ、調味料の使い方、温度、炙りなどなど。
季節や魚の状態によって最適解は異なり、またコースの流れでも変わる。
どういった仕事をしているかをお鮨屋さんで注意深く見るのはとても楽しく、美味しかったらその仕事を取り入れると自宅鮨が極めてレベルアップする。
こうした仕事は食べログやグルメ雑誌の写真を見て推察したり、食べに行って学んでいくのが良い(写真禁止の店も多い)。
色々と面白い仕事をしているのはやじまさん(昼推奨、15分前でもいいので必ず電話予約すること)。
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13014691/






肉鮨  



鮨屋では基本的に出ず、焼き肉屋などで見かける肉鮨はだいたいいい肉を使っていることもあって美味しい。
ざっくり牛での作り方を説明すると、細かなサシが入って脂身の多く柔らかめの部位(肩ロース・トモサンカク・ミスジなど)をブロックで買ってきて、ローストビーフと同じように調理。それを薄切りにして握る。
ネタもシャリも55度程度で握って提供すること。
オプションとして、雲丹を添えたり、トリュフをスライスするとよりおいしい(どちらも事前に温度を上げておくと良い)。
馬刺しの肉鮨は魚とあまり変わらない。あの甘い醤油も用意しておくこと。






練習  


最初はマグロのサクを買ってきて、切りつけて握るところから始めると良いと思う。
次に鯛などの身の薄い魚のサク。
3番目に鯵を丸魚で買ってきて捌いて握る(鮮度と作業速度に注意)。
ここまでできれば、あとは捌き方が特殊な魚(カワハギなど)を除いて、だいたいどうにかなる。
シャリの炊き方や握り方は5〜10食くらい練習すればなんとか。
新米の季節になると水分量が変わるのがきつかった。


余談だが、練習をしていて衝撃的だったのが、鮨(自宅)のほうがラーメン(外食)より安くなっていたことだった。
鮨は、安い。






ガリジロ−  


前述のガリと、アンリ・ジロー コトー・シャンプノワのマリアージュが神。

1食10万以上の食事をたまに食べる僕が勧める、人生で何度も通いたいお店



年150万は食費に突っ込む女が本気で薦める、20代で通っていたお店
http://toianna.hatenablog.com/entry/2015/12/02/180000
毎回150円に食費をおさえたい女が全力で薦める、20代で通わざるを得なかったお店
http://ponkotukko.hatenablog.com/entry/2015/12/03/164230


こういう中途半端な話せずにさー、メリハリつけて桁数あげようよー!


というわけで、外食の価格と自炊の価格が1000倍くらい違うこともよくある僕ですが、そうした外食の中でも1食10万を超えるのはさすがにちょっと特別だ。
ぶっちゃけるとだいたいがワイン代によるものだし、こっそり書くと2人で10万以上という値段なのだが(1人10万以上ももちろんあるが)、まあそんな感じで!!!






和食・日本料理  


かわむら
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13016506/
知り合いが一食70万払ってた(1人分・ワイン込)。8人分550万ほどその人がごちそうしてた。
ヒント:http://www.cnn.co.jp/fringe/35057541.html
トリュフは大きくなれば大きくなるほど、中心部に最高の味わいがでてくるので、大きいものを食べるのがいいのだが、その分値段が指数関数的に上昇して財布がマッハ。
とはいえ金額は正直に原価を積み上げたものなので、納得感は高い。
ちなみに紹介制のためまだ行けてない。伝手はあるので来年行く予定。






喫茶店・カフェ  



自宅でしょ。
自宅で1904年のセーブルのティーカップ使って、マリフレとかの紅茶飲むのが好きだから外のカフェは基本的に行きたくない。



と言いつつ、表参道のWALLは人もいないしウォールガーデニングが綺麗なのでたまに使う。
http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13135508/
飲みたくなったらシャンパンもあるし。
前は超良心的な値付けだったが、最近普通になってしまったのが残念。






ビストロ・カジュアルバー  


ビストロいくくらいなら、ほとんど値段の変わらず美味しくてワインを持ち込めるラ ブラッスリー・シェ松尾行くよね。
http://chez-matsuo.co.jp/restaurant/tokyu/


バーはブルゴーニュ古酒専門とか、会員制のポートワインの店とか高いところあるけど、それよりはレストランか自宅のほうがいいでしょ。






中華料理  



上海蟹食べないのなら、中国飯店 富麗華一択。
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13004967/
コース3.5万、いくらか紹興酒のんだりして2人で10.。ここDRCもあまり高くない価格である。


上海蟹食べるのなら、中国飯店 三田本店一択。
http://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13003506/
上海蟹1匹を流れ作業で温かいうちに剥き終わるのはこの店だけ。10万行かないけど。






イタリアン  


イタリアンで10万超えた思い出はあそこですよ、エノテーカ ピンキオーリ 東京店!http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13000588/
知り合いのセレクトで行ったけど、一番おいしかったのが硬度0の水、次にフォアグラのラビオリ。
この2つは素晴らしかったが、ほかの料理やワインは閉店も納得の味わい。


正直イタリアンで高い店って、変にフランス料理取り入れて、しかしイマヒトツ洗練されてないため洗練されたフレンチと比べると明らかに劣っているから行く必要性を感じない。
スペイン料理も同様(サンパウや小笠原伯爵邸など)。
ワインにしても、カーゼバッセやGAJAのバックビンテージ持ってこれば10万超えるけど、それに合わせる料理はフレンチのほうが合う印象。
カーゼバッセは飲んだことないけどね!!!






フレンチ  



どう考えても通うべきは銀座レカン・高良シェフ。
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002444/
2017年に再開するのが待ち遠しい。
夜のコースが2.5だけど、いろいろわがままを言って受け止めてもらったほうが絶対に良い(もちろん値段は上がるけど)。
ワインは80〜90年代のブルゴーニュグランクリュ(とくにVRとモンラッシェ)、ボルドー一級などどれを開けてもそれにふさわしいサーブと料理が提供されるから、最も開けるべきものを開けたほうが良い。
詳しくはこちら→15万のワイン会最高ッ!最高ッ!最高ッ! http://d.hatena.ne.jp/nanoha3/20150908/1441692601



アピシウス
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13000145/
行くなら絶対に5月に。
何故ならウミガメのスープに使うウミガメがフレッシュだから(なお作ってすぐと、数日おいて落ち着かせたもののどちらがいいかは意見が分かれている)。
ウミガメのスープには当然、30yシェリーを合わせて。
参照:バベットの晩餐会 http://www.amazon.co.jp/dp/4480026010
アピシウスは個々の料理のレベルの高さも当然として、マリアージュが極めて素晴らしい。
そのため、素晴らしいワインを抜染するのに相応しい。



ガストロノミー “ジョエル・ロブション
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13009310/
今月も個室予約してあって行くんだけど、ぶっちゃけ料理もサーブも今一つという印象。
東京カレンダーの頭の湧いた連載 https://tokyo-calendar.jp/article/4609 で「イイ女ならば30歳までに連れて行ってもらえる店」と表現されてるが、実際のところ食を知らない男が相対評価大好き女性を有頂天にさせるための道具として使われるのが限界の店。
外見・内装・雰囲気はすごいし、何皿かおいしい皿はあるけど、他にいくらでもいい店はあるというのが正直なところ(アラン総料理長が担当の日は比較的良い)。
記念に1回行けばいいお店。
僕がワインにはまったきっかけになる一本を出してくれた店としては、大変感謝をしてるけど。



Narisawa
http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13005423/
美食ガチャ、1回12万(2人で)といったところ。
打率は4割かなー ソムリエ変わってからワインのセレクトがかなり劣化したし、料理は挑戦しているため安定しない。
日本色が強いのはいいけど、日本色を強めることで落ち着いてしまっている印象もある。
白眉は金華豚コンソメとラングスティーヌ、ペアリングにアンドレ・ペレのコンドリュー・シェリー。この皿だけはレカンに匹敵するレベルだった。
なおフレンチ初心者が行く店ではない。文脈を理解していないと良さがわからない(良さが実現できているわけではないし)。
UCガンダム見ずにガンダムX見てもピンとこないのと同じ。


フレンチは高いワイン頼めば当然10万超えるんだけど、そうしたワインに相応しい料理を出せる店となると以外と少ない。
シェ・イノのマリカラスとChマルゴーかラフィットはありかなー
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13000510/







自宅  



↑最新スペシャリテ「ソドムの街」(友人命名)。低速(低温)調理した神戸牛フィレ肉で、適度に温めた雲丹とトリュフを包んで食べる。合計300gで原価2万。
いろいろ料理を練習したおかげで、2人でワイン込で原価10万を超える料理(キャビアは含めずに)も作れるようになった。
もちろんその食材にふさわしいレベルの調理レベルで。
レストランの原価率35%と、自宅の原価率100%をぶつからせると割と高級店相手でも自宅のほうが勝てることが時々あるのが、素材の偉大さ。
先日の食事会では、本体25cmサイズのスカンピの刺身出して、鮨握って、中勢以の熟成肉と神戸牛フィレをカンテサンス方式の低速(一応低温?)調理で4時間焼いて出してと、色々やって好評でした。
こうしたイタリアン・フレンチ・和食ミックスができるのも自宅ならでは。
モダンフレンチで和食出てくるけど、さすがに鮨は出てこないし!!!






結論  


レカンに通おう。






なお普段はきしめん(79円)とか霞(0円)とかアジの握り16巻(鮨握る練習・250円)とか食べてます。






追記  


・機密情報
食べログミシュラン・各種レビューのTOPXX店の中でもおいしい店とは思っているけど、それ加えてソムリエ・シェフとの関係や、その関係の中でワイン・料理を選ぶセンスがないとお店の価値を完全に引き出せないので、店名くらいは別に秘密じゃないかなー、と(名前出してないお店はもちろんありますが)。
Narisawaのところに書いたように、どの店でも、客に店/ワインを理解するための素養が求めらえるので。
(教養のあるグルメ好きグループで行くと、参加者の誰かのアドバイスでめちゃくちゃいい会になる。アピシウスの30yシェリーはほんとこれで大感謝です)
アウトプットよりも思考プロセスや人のほうが価値があるから!(Classroom☆Crisisみたいな結論だ・・・!)
さらに追記:与えられることしか知らない生き方だと、そういう考え方になるのかもね。限られた席や愛情を誰かと奪い合うっていう。可哀想。デレマス17話を見たほうがいい。


・おすすめお鮨屋さん id:gokkie さん
まだ模索中なので、自分はまだどこかの名前を書けるレベルだとは思ってないです。
ただ、各店で得意なものが違うので、選ぶときはそれが悩ましいなと感じています。
10店舗くらいの大将を同時に自宅に呼びつけて、それぞれ良いものだけ握ってもらうとかいう鬼畜のような所業になるかもと想像していたり。


マリアージュフレール
ダージリンとかよりフレーバーティー好きなので。それ以上の深い意図はないです。
フレッシュハーブティーとか、ルイボスにレモングラス混ぜたりとかも好きだけど!


・レセゾン id:hihi01 さん
残ってる煙草のにおいとお店のワインへの対応がちょっと・・・


・お酒飲まない人はどうしたらいいの id:droparound  さん
色々なジュースでとのペアリングがあります。
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13166325/dtlrvwlst/7062648/
とかがやっているので、是非ー!

携帯電話料金の複雑さが起こす、iPhone新機種への無関心さ


身勝手というか、美味い汁吸った結果の話なんだけど、携帯電話契約の問題の一環として変な話を書いてみる。


iPhone3G〜4s,5  


iPhoneは3Gの時に購入し、その後4s、5、5s、6と使ってきている。
3Gの発売時は少し前にZERO3esを使っていたこともあって、サイズとインターフェースにとても期待していたし、多少動作が遅かったりカメラがいまひとつだったりしたけれども素晴らしい機種だった。
3GSはキャリアの契約の関係でスキップし、その後発表された4のホワイトバージョンを待っていたのだが(スマホはビジネス道具からもっと玩具みたいな存在になった方が良いと思っていたので、ホワイトが欲しかった)、ホワイトのみ発売が遅れ、もうすぐ4s発売だろって4月に発売となったのでスキップし、9月に4sを購入した。
当時は携帯で月10時間とか電話していたのでホワイトプランだけのiPhoneに一本化することは出来ず、812SHと4sの二台持ちをしていて、通信費も1.2〜2万円/月かかっていた。


この頃は新機種の噂を追いかけたり、4sにSUICAを内蔵させたりもして http://d.hatena.ne.jp/nanoha3/20111206/1323153341 楽しいガジェットライフを送っていた。
その後5に機種変し、通話時間も減ったので812SHを解約して携帯を1本化した。
それで月の支払いが0.7〜1万円程度。
たまにちょっとした電話のつもりが長電話になるとホワイトプランの為えらい通話料を請求されたし、skypeの固定電話への通話はヘッドセットを使っていたこともあって反応に怪しいところがありストレスがあった。






5s・MNP  


5sにした時は、MNPのキャッシュバックフィーバーが盛り上がっていた少し後で、今までJ-phoneVodafone, Softbankと契約を続けてきたが特にキャリアに不満も愛着もなく(電波はdocomoのモバイルWifiなどを併用していたし)、c.vodafoneメールも送信相手が10人以下だったので、安くなるからいいかな、と思いdocomoMNPした。
もちろん、MNPが一番盛り上がる3月にだ。
契約の内容は確か一括0円、CB2万円を32Gにしたので1万円に、くらいのもので、そこから月々割なりなんなりで、月額の支払代金が3500円程度になった。
docomoLTE通信環境はかなり不満で、自分がよく行く百貨店の地下(諸事情で1度の滞在時間が1〜8時間)のつながりが悪く、またアンテナが表示されていても速度が遅かった。
モバイルwifiを使っていた3G通信網の時代は素晴らしかったので、これには失望した。






6・MNP  


そうしてまた次の年の3月が来て、SBの6にMNPしたとき、もはやiPhoneの新機種に殆ど関心を失っていることに気がついた。
4〜5sの時のように発売前は噂を追いかけて友人とあれがいいこれがいいと話したり、発表当日はストリーミングを見たりこまめにライブ更新をするニュースサイトをチェックしたり、発表翌日は友人と新機種の是非についてメールして盛り上がったり。
そうしたことをすることなく、「次はそういうスペックなんだ。この機能は面白いかな、メモリ容量とカメラのf値はどうなったかな」程度の確認をして、じゃあ3月まで待つかなー、と変わることのない結論を出していつもの日常に戻っていった。


6は諸事情で2台必要だったので、OCN モバイル ONEの音声通話の入ったSIMを3月上旬に購入し、それをMNP弾とした。
ソフトバンクiPhone6を2台同時MNPで一括0円・キャッシュバック2万ポイントという案件があったので、そちらに契約し、1台は64GBにして差額1万円を確か払い、いくつかお約束のコンテンツ契約をした。
初月は契約手数料だかなんだかで2万円程度の支払いになったが、翌月から月々割と家族割りで2台合計5500円程度の支払いとなった(パケットは5GBと2GB)。






年1MNPユーザーのコストはMVNOより安い  



通話し放題・パケット3.5GBで1台当たり2750円。
この金額を見てMVNOより高いじゃん、と思う人がいると思うが、それは間違いだ。
MVNOは3GBの容量なら月々1000円程度の通信費(電話込みなら1600円+通話料)と一見安い。
しかしそれは機種代金を含んでいない値段だ。
iPhoneは一括0円で手に入り、1年後には3.5〜4万円で売却できる。
そのため、MNPを1年で回しているときの総コストは2,750*12-35,000=-2000円となる。
(キャッシュバックがコンテンツ契約・初期費用でだいたい相殺されるので、そこは無視)
つまり、キャリアから年間2000円をもらいながら、通話し放題・パケット3.5G・iPhone最新機種を利用することができるのだ。
馬鹿馬鹿しい話だ。
馬鹿馬鹿しいが、通常契約・機種変で新型iPhone購入に比べて年間で10万円程度、MVNOと比べて4,5万程度違ってくるので、金銭面を考えると多少の手間はかかるがやらない手はない。
今年度も、(総務省の横槍は大したことではなかったので)2016/3には6sがもらえるだろう。






こうして「毎年3月にMNPすると自動的にiPhone最新機種がただで支給される」という恐ろしくアホな環境ができてしまい、その結果iPhoneに対する興味も失われていった。
どうせ無料で手に入る物で、ある程度知っている物なら多少調べる程度でいいや、という程度に。
iPhoneの進化がかなり緩くなってきているのもあるし、スマホに飽きているというのもいくらかあるが。


※年1MNPと書いているように、ブラックリストと戦いながら年に複数回MNPするユーザーも存在する。






価格と興味  


ここから得られる教訓は、支払う金額とその対象への興味はある程度比例している、という話だろうか。
高い金額を払う時は、購入対象をさんざん調査して、機能や評判や使い心地を調べ、うんうん悩んで悩み抜いて買う物を、買うことを決断する。
最近はロードバイクや4kテレビがそうだった。
金額が高くないときは、よほどの新規ジャンルでなければあまり悩まず評判の良い物を適当に購入する。
もちろん金額だけでなく使用する時間も重要だが、iPhoneの場合は基礎的な品質は大して変わらないので機種差分に対して気を配る程度で良かった。
もちろん同じ物であれば値段は安い方が良いが、高い物が不適切に安くなることにより、本来持っている価値にたいする興味を失ってしまうのは残念なことだ。


※なお、iPadを多用している関係でAndroidは興味がない。Windows Phoneは様子見中。







「そしてある朝、かつてあれほどまでに真剣で切実だった想いが、綺麗に失われていることに僕は気づき、もう限界だと知ったとき、会社を辞めた」

持ち寄りワイン会で気をつけるポイント。

ワイン好きが3,4人も集まると、好きなワインや興味のあるワイン談義になり、じゃあ持ち寄って飲もうかという流れになる。
そうした時は実は色々気をつけなければいけないことがあるのだが、意外にこれが共有されていない。
自分が主催して反省したところや、上手くいったな、と思ったところ。
また参加者として参加して良かったところや悪かったところなどをまとめてみた。






ワインの決め方  



・完全自由持ちより形式よりは多少条件を出した方が面白い・統一感のある会になりやすい。
赤白泡甘の指定、価格がX万円以下、特定の地域や品種や特徴(冷涼、パワフル、樽、酸など)など。
あるブラインドワイン会でブルゴーニュ好きが集まった結果、誰一人としてブルゴーニュを持ってこず(正確には僕がサン・ブリのソーヴィニョンブランを持って行った)、ブルゴーニュっぽい他の地域のワインを持ってくるとくるという大惨事があり大変素晴らしい勉強になった。


・料理との優先順位を設定する。
ワインのテーマが先に決まっていて、お店やホストに料理の相談ができるのであれば、ワインを先に決めてそれから料理を決めるのが良い。
お店に持ち込むのなら、テーマに相応しいお店を選択する(イタリアワイン会でドイツ料理店を選ばない、ワインの格に相応しいお店を選ぶなど)。
料理が先に決まっているのであれば、その料理毎に参加者にワインの選択をしてもらうのが面白い(帆立のソテーに合わせたワインを1万円以下でお願いします、など。あえて赤白は指定しない方が面白い)。
料理も持ち寄りの場合、ワインと料理のセットで持ち寄ってきてもらうのが面白い。






料理について  



・事前に参加者のアレルギー・好き嫌いを確認


・お店の場合
ワインが先に決まっている場合、ワインリストやワインの特徴、そして料理予算を連絡して料理を決めてもらう。
基本的に完全固定したメニューにしてもらうのが良い。
既存メニュー・コースからのアレンジ、完全なオリジナル対応までお店・親密度・人数によって対応は大きく変わる。
シェフ指定という荒技すらある。


・個人宅の場合
ホストは調理にかかりすぎにならないように注意する。
カウンターキッチンは話しながらできて便利だが、料理の香りがワインの香りを阻害するのが問題。
事前に仕込んでおくことができ、提供直前に余り手のかからないメニュー(ローストビーフやスープなど)や、テーブルで話しながら調理の出来る料理(鮨)が良い。


・料理代について
お店でも個人宅でも、料理代についてはホストから事前にゲストに連絡しておく。






ゲスト  



・ワインは適切な温度で持って行く。
シャンパン・白ならかなり冷やして保冷剤多めに使って、赤なら10〜15度になるように持って行く。
温度を上げるのは容易だが、下げるには手間がかかることを認識しておく。


・澱のあるワインは事前に送付できないか相談する。
ワイン会3週間前にはワインを決めて澱の量をチェックする。
澱が一定以上あるのであれば、事前にワイン会会場に送付するか持って行き、立てて/パニエで保管を依頼できないか相談する。
50年以上熟成したワインや、自然派の一部や細かく浮きやすい澱が多いと、3週間ほど立てたほうが良い場合もある。


・当日は寄り道をせずにワインを持って行く。
振動や温度変化を最小限に抑えるために、寄り道せずにワインを持って行くのが良いです。
遅刻するとしても走ったりしないこと。


・友人家でのワイン会の場合、できればグラスの洗浄を手伝う
酔いすぎてグラスを割りそうな場合を除き、グラスの洗浄をある程度手伝った方が良い。
グラス1脚を洗うのには1,2分かかるため、人数とワインが多い場合は1〜2時間必要。
これが2人だと洗いと拭きを分担して半分の時間で終わらせることが出来る。






お店・ホスト  



・サーブをするための場所が必要
ワインを注いで回らなくて済むよう、ワインとグラスを並べておくためのサーブ台があると良い。


・サーブするためのソムリエ/ソムリエ役が1人以上必要
ワインの抜栓、注ぎ、グラスの配膳と1本につきそれなりに時間がかかるため、通常の料理のサービスとは別に人員が必要になる。
12人、ワイン10本のフレンチフルコースでは、ワインと料理を同時にサーブするために料理サーブ3人、ソムリエ2人の体制が組まれていたり。


・ワインの温度管理のための設備が必要
ワインの温度を適温に維持するために、シャンパンクーラー等が必要。
小技として、参加者が冷やすべきワインを常温で持ってきた場合、シャンパンクーラーで冷やすか(15分・やや付きっきり)、ラベルをぬらしても良いなら濡らしたキッチンペーパーでボトルを覆い冷凍庫に10〜15分入れる。
また、シャンパンが落ち着いていない場合はシャンパンを横にしてゆっくりクルクル回す。


・持ち込み本数に対応出来るだけのグラスを用意する。
特に比較しながら飲む場合は、可能であれば本数×人数分のグラスが必要。8人8本だったら64脚、それぞれのワインにあったグラスが必要となる。
最低でも1人2〜4脚は欲しい。
同じグラスを使い回す場合、できれば次のワインを注ぐ前に軽く水を入れて洗ってもらう。
お店がグラスの不足を断る場合は、そうしたワイン会を断るための方便の場合と、本当にグラスが足りない場合がある。
本当にグラスが足りない場合、グラスの持ち込みを提案しても良いし、お店にレンタルしてもらいその料金を払う方法もある。
http://www.globalwine.co.jp/shop/contents2/world_rental.aspx


・グラスが並ぶ場合のスペースの用意
グラスが多数並ぶ場合は、1人につき1.5人程度の広さが必要なので、スペースを多めに確保する。


・パニエを用意する
自然派ワイン・熟成ワインには澱がある可能性が高いため、パニエを最低1つは要しておく。
サーブ担当はパニエ抜栓も出来るように練習しておく。
ドロップストップも用意しておき、パニエをその場から動かさないようにして静かにサーブする。


・ブショネ用予備ワイン
ブショネ用の予備ワインを1,2本用意しておく。特にメインのワインがあるときはその予備を用意しておく。
予備を使った場合は会費を募るのが良い。


・お店に持ち込む場合のマナー
各ワインについて、お店がテイスティングする80ml程度は残してサーブしてもらうように伝えておく。
また色々便宜を図ってもらう場合は、お礼のワインをプレゼントする場合などもある。






持ち寄りワイン会に便利なお店  


持ち込み可能なお店では、ワイン持ち込み料は1500〜3000円かかるが、一部のレストランはありがたい価格設定をしている。


・ひらまつ系のレストラン(各地)
http://www.hiramatsu.co.jp/restaurant/
持ち込み料無料なのが素晴らしい。


・ラ ブラッスリー・シェ松尾 東急本店(渋谷)
http://chez-matsuo.co.jp/restaurant/tokyu/
地下のザ・ワインで買ったワインであれば1000円で持ち込み可能。
ザ・ワインの品揃えが素晴らしいので便利。


・持ち込み可能なお店など。このリストに掲載されていなくても、お願いすれば許可してもらえることが多い(人数・本数にもよる)。
http://www.byoclub.net/






オチ  


ちなみに今までで経験した最悪の持ち寄りワイン会は銀座の某天麩羅屋で開催されたワイン会(ゲストとして参加)。
色々な事情が積み重なった結果、ワインのあらゆるサーブをゲストである僕が殆ど行い、色々問題も起こり、その上納得できない金額の料理代を請求された。
この経験が今回の日記を書いた主な動機にもなっている。
それはそうとして、一品毎に味が異なる天麩羅・お鮨はマリアージュもサーブも極めて難しいので、相当通ってお店と仲良くし、事前打ち合わせをしっかりできない限りは絶対にお勧めできない。

プライムビデオで見るべきたった1つの至高のアニメ作品

Amazonビデオには様々なタイトルの作品が並ぶが、サムライチャンプルー弱虫ペダルやWUGや未確認で進行形ごちうさを後回しにしてでも見るべき作品がある。
それがこの2015年秋アニメの中では城下町のダンデライオンと並ぶ神アニメ、
だ ん ち が いだ!!!!!!





主人公と姉1人、妹3人の団地暮らし日常物!



登場人物紹介!


主人公、仲野晴輝。どうでもいい!



弟のお布団大好き夢月お姉ちゃん!!!!


ショートカット弥生!!!!


いたずら小悪魔羽月ちゃん!!!!!!


プリンセスデュランダル幼女咲月ちゃん!!!!!!



双子はいつもなかよしいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!

いやっほおおおおおおおおお!!!!!!!!!

5分アニメ故にテンポ良く見れて、しかもAmazonビデオの自動次のエピソード再生機能により連続視聴でテンションあがりまくり!!!!!



BDにはTV未放送の銭湯回が収録されている。最高ッ!!!!!!!!!!!!!

15万のワイン会最高ッ!最高ッ!最高ッ!

http://anond.hatelabo.jp/20150809140357
■高い食事ってなんなの

3行で  


・15万の食事は好奇心で食べに行く
・食べに行くというよりは、未知を経験しに行っている
・高い食事はシェフの人生を食べている
・増田の「コスパ」のパフォーマンスに未知は組み込まれているのか






高い食事について  


エンゲル係数がめちゃくちゃ高い生活をしているので、色々考えてしまうところ。
具体的な話をするのが面白いと思うので、昨年=2014年一番美味しかったワイン会、ロマネコンティ会について語りたい。
まずはワインと料理のメニューの紹介から。






〜ワイン〜

NV セロス・パジョン ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ・アヴィズ
1995 テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ


1995 ラモネ バタール・モンラッシェ
1996 ドメーヌ・ルフレーブ ビアンヴニュ バタール・モンラッシュ
1996 ドメーヌ・ルフレーヴ シュヴァリエ・モンラッシェ
2011 ラモネ シャサーニュ・モンラッシェ モルジョ


1991 DRC ロマネ・コンティ
1999 フランソワ・ラマルシュ ラ・グランド・リュ
1986 ルイ・ラトゥール コルトン
1981 シャトー・マルゴー




〜料理〜
アミューズブーシュ
キャビアと毛ガニのサラダ仕立て ブリニ添え
蝦夷鮑のコンポート
蛤のジュにフレッシュハーブの香りを乗せて
リ・ド・ヴォーのムニエール リヴザルトのソース
舌平目のスフレ“クレオパトラ
新潟産青首鴨のロースト サンチュベールソースト リュフ風味
フルムダンベールの泡雪と白トリュフ
みかんのコンポートとハチミツのアイスクリーム ラビオリ仕立て
コーヒーとプティフール

(鮑)

(みかん)




〜お店〜
お店は銀座レカン。
現在休業中で、2017年に再開予定。
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002444/




〜会費〜
ワイン・料理で15万円。
内、料理が確か3万円だったはず。




原価的な話をすると、上記10本のワインの小売価格合計が160万程度なので、参加人数で割るとほぼワインは原価で飲ませていただいている。
料理は3万円にしては凄まじく原価率の高い材料を使っている。原価率50〜60%くらいありそう(通常の原価率は20〜35%)。






どうして参加したのか  


ロマネコンティは以前2008年を飲んだことがあって、それは力強く精悍な方向性で非常に素晴らしかったが(艦コレの長門のイメージ)、その熟成した状態を飲んでみたかったため。
また、評判の良い銀座レカンの料理を一度食べてみたかったため。
つまるところ、今まで飲んだワインや料理以上の先が見たいという、興味と好奇心。






とはいえ食事に15万って馬鹿じゃないの?  


15万あれば色々な事が出来る。
ラップトップ新調したり、4kモニタ買ったり、エロゲ20本かったり、BD-BOX5タイトル買ったりできる。
105フルカーボンのロードバイクだって買えるし、1週間くらい海外旅行に行くこともできる。
半年分程度の書籍代にもなるし、はてなスターが25,600個も買える!


とはいえ、このワイン・料理の組み合わせで飲む機会・食べる機会はこのタイミングしかない。
いつものワイン会のメンバーで、今まで飲んだワインの経験を踏まえて飲み、話が出来る機会を逃がしたくない。
という一期一会の会なので、他の何かを全て後回しにしてでも参加したい会だった。






ワインと料理はどうだったか  


食事会から10ヶ月しか経ってないが、今でも鮮明に良かったワインや料理の味が思い出せる。




〜ワイン〜
まず第一に話さなくてはいけないことは、ロマネコンティは期待したほど美味しくなかったことだ。
香りは素晴らしく、ブーケやらラズベリーやら飲み物の域を超えたブルゴーニュワインのレベルだった。だが、残念ながら果実がやや弱く、酸も少し立っていたので、味わいはエレガントさを感じさせるものの線が細すぎて期待には達していなかった。
とはいえ、素晴らしいと絶賛していたメンバーもいて、グラスを交換して飲んで確認もしたので、ボトル内の飲む場所の問題(何杯目に注いだグラスを飲むか)だった。サーブ自体は完璧だったので、運の良さの問題だった。残念。


とはいえ、他のワインの中で素晴らしいワインはあった。
ラマルシュのグランリュの圧倒的で独自・妖艶な世界観、要素が完全に調和して静穏さを感じるラトゥールのコルトン、熟成感と果実味の均衡した熟成のピークに達していたマルゴー。
1度のワイン会で、こうした飲み物のレベルを超えたワインに複数本当たることは希だ。


こうした素晴らしいワインは、香りと味以上に概念を感じさせてくれる。
薬でもキメてるのかと受け止められる発言だが、残念ながらワインを飲んでいるだけだ。
眠っていて夢を見るときに、現実的でない抽象的な夢を見たときに感じるようなもの、それを芸術家が直接感じている概念をそのまま感じられるような経験をできるのが、ずば抜けて素晴らしいワインの特徴になる。
「完全な球体」というのは素晴らしいワインの感想として時々使われる言葉だが、実際そうした概念・イメージを感じるので、そうとしか言えないのだ。




〜料理〜
今までそれなりに色々な料理を食べていて、フレンチについてはモダンもクラシックも食べ歩いている。
そうした中で、このレカンの、つまり高良シェフの料理はクラシカルに分類されるが、味わいはモダンとクラシカルを融合させた高みにある味わいだった。
素材の力と、それをまとめるソースとセンスの全てがずば抜けている。


特に良かった料理の解説を。



キャビアと毛ガニのサラダ仕立て ブリニ添え
敷き詰められたキャビアの下に、毛蟹のサラダがある。
キャビアは1口で沢山食べる方が美味しいが、この料理は何度も山盛りのキャビアを食べることが出来る。
毛蟹の役割は素晴らしく、キャビアの味わいを包み込むような柔らかさを提供し、一体となっている。





・リ・ド・ヴォーのムニエール リヴザルトのソース
リ・ド・ヴォーは牛の胸腺(仔牛の時にだけある乳を消化する酵素の出る内蔵)。肉ではあるが、肉の要素を感じさせないふわっとした柔らかさで、まるでノドグロのような味わい。リヴザルトという甘口ワインの軽く泡立てられたソースが柔らかにリ・ド・ヴォーに染みこみ、途方もなく美味しい雲を食べているかのような気分になる。





・舌平目のスフレ“クレオパトラ
(恐らく)舌平目とオマール海老を組み合わせて蒸し、それをオーブンしてからソースをかけてバーナーしている(はず)。舌平目の強い白身魚の甘み、オマールの強い旨み、そしてバターと生クリームをふんだんに使ったコクと凝縮感のあるソースが口の中で圧倒的な広がりを見せ、しかし喉を過ぎるとまるでバターやクリームの重さなど存在しなかったかのようにふんわり消えていく。
全て強い食材を使っていて、味わいも複雑で重厚であるにも関わらず、恐ろしく軽やか。
この日の料理はどれも絶品だったが、その中でも1位をつけるならこの料理だった。





・新潟産青首鴨のロースト サンチュベールソース トリュフ風味
鉄砲ではなく網で捕った鴨(より状態が良い)をローストし、鴨の油と赤ワインからつくったソースをかけ、トリュフを添えたもの。鴨は通常の鴨より明かに美味しく、脂には甘みが、肉は野性味が溢れ、素材の生命力を感じる。





・フルムダンベールの泡雪と白トリュフ
パワーof食材だが、この合わせ方が素晴らしい。




こうした料理は極めて手が込んでいて、レシピの検討、素材の選定、調理、ワインとのマリアージュの調整と、膨大な変数をコントロールして作られている。
お店の力(調達力やワイン資産など)、シェフのセンスと経験が注ぎ込まれているのだ。


それはある意味では、シェフのセンスとこれまでの人生を食べている、とも言える。


個人的に高い食事は読書に似ていると感じている。
読書は作者が長い時間をかけて考えたものの結晶を味わう行為だと僕は考えていて、料理はそれと同じだ。
読書と違うのは、センスがある人が時間を重ねればそのレベルが着実に上がっていくところだ。
自分の行く店だと天麩羅屋の美かさがまさにそれで、70近い職人のおじい様が、恐らく20代から学んできた50年分の技術を注ぎ込んで天麩羅という概念を覆される天麩羅を作り上げる。
この天麩羅が2時間で1万円というのは、果たして高いのか安いのか、判断が付かない。
1食の値段としてはもちろん高いが、あの味わいの経験としては安いし、おじい様のそれまで積み上げてきた技術を考えると飛び抜けて安いと感じている。






15万の食事で何を得たのか  


まず第一に当初の興味と好奇心は満たされた。
次に、ロマネコンティの状態についての知識が深まり、次に飲むときはより精度高く美味しいものを飲めるようになった。
3つ目に、ラマルシュのグランリュというブルゴーニュグランクリュでも特異な世界観に出会うことができた。
4つ目に、美味しいフレンチを色々食べてきた中でも圧倒的にレベルの違う高良シェフの料理を味わうことが出来た(結果、モダンフレンチよりはグランメゾンを巡るようになった)。そしてそうした背景となるフランス料理の歴史やら調理にさらに興味をもった。
5つ目に、このワイン会のことを思い出すたびににやけて、iPadで写真を見返して味を思い出し幸せに包まれている。


また同じような金額の会があっても内容が良ければ食の探求のために行くううううううう!!!!!!







増田について  


正直なところ、レストランで出てくるような美味しいものには興味がない。うちの店のメニューで十分じゃん、と思っている。

興味がないのなら必要以上に批判しなければ良いと思うけど。



しかもレストランで食べようとすると、それなりに時間がかかってしまう。時間がもったいない。

栄養価を得るために食事をしているのではなく、喜びを得るために時間をかけて食事をするという価値観もある。



なんでこんな前時代的なものが未だに有り難られてるのか謎すぎる。

美食は昔からずっと続いている文化で、前時代的と言うよりは普遍的な文化だと思う。
現代的な文化、つまり何だ・・・? CPUのオーバークロックとかか? はそれはそれで面白いと思うけど、個人にとっての文化の優劣がその歴史によって評価されるのはおかしいと思う。
歴史がある文化は色々と素晴らしい要素を蓄積しているし、若い文化は鋭さが面白い。
そして高いワインや食事は、今まで長く蓄積したものを踏まえた上で、現代的な調理やセンスといったその先の物を追求しているから、歴史と若さの両方がある文化だと認識している。
(レカンはガストロノミーの店ではないけど)




思うに、増田はコスパのパフォーマンスの尺度を自分が既に認識するものだけに留めてしまっているのではないだろうか。
料理であれば未知の味わいや香り、何らかの概念や感情を想起させることがあり、それは一般的な食事の延長線上にはないものだ。
小説を読んで、この本のコスパが良い悪いと言わないような話に似ている。
もちろん小説同様に、こうした食事は生きるために必要な要素ではないが、それを追求して楽しんでいる人はいるのだ。


あまり時間とお金をかけたくなくて、ある程度未知の物を知りたいのなら、渋谷のお鮨屋さん・やじまに行って、ランチ3500円のコースを食べてみると良い(関東じゃなかったらごめんなさい)。
時間は10〜15分程度で終わるし、栄養や満腹以上のものがある。
(10分前でもいいから電話で要予約。店/店主に癖があるので合わないかもしれないけど。まあそこは仕方ない)
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13014691/
回転寿司に2,3回行くのと、やじまに1回行くのと、どっちが良いか行ってから考えてみて欲しい。






増田へのトラバやブコメについて  


高級レストランは空間を味わうものかな。
食事じゃない 雰囲気に金を払っている

高くて空間がいいだけで味がイマイチな店は確かにあるけど、そういう店ばかりじゃないから・・・
味も雰囲気もサービスも良くて価格に見合った店はある。
例えばモナリザ丸の内店とか(昼夜どちらでも一番高いメニュー推奨)。
http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13000302/



客層に金を払ってるんだよ。金持ちは下品で騒がしい貧乏人と一緒に飯なんて食いたくないから。

価格ではなく店のジャンルを選べば客層は変わるので、これは的外れの印象。
もちろん価格帯を上げれば客層は良くなるが、騒がしい人、カメラで撮影しまくる人などは時々見かける。
飲み屋の価格帯で行ける客層の良いフレンチとして、渋谷のラ・ブラッスリー シェ松尾を推したい。
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001926/
デリスコース+ワイン1杯で4000円程度。デパ地下B1でワイン買って持ち込めるのも素晴らしい。



「高い金出して飯を食う」って行為に高い金出してるんだよ

先日そういう考え方の人と食事に行ったが二度と行かない。
少なくとも自分の身の回りでは、こうした人間はごく僅かだし、いたとしても付き合わなくなっていく。
一方で、高い金額を出した食事をボロクソにけなすこともある。
あの天麩羅屋許さん・・・(前述の美かさとは別の店)






   


「僕が失った心が、君の中でまだ生きてる。それが君に必要であることも、僕が望んで君にそれをあげたのも分かってる。でも、もう、それしかないんだ。僕に残された本当の心は」
「悪夢を消したい。砂漠から出たいんだ。そのために僕は心を取り戻して、僕を砂漠に追いやった全てを壊してしまいたい」
「だから・・・・・・僕が君にあげた腎臓を、食べたい」

//冲方丁  オイレンシュピーゲル 03 参 Blue Murder






   


余談だけど、普段の食費は1日500〜1000円です。メリハリ大切。