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【長続きしたテクニカル反発】5月反省会【終わりの始まり】

5月戦は感覚のつかめたレシオスプレッドの運用を続けると同時に、ショートストラドル・ロングストラドルの試験運用をおこなった。

予想外の225の上昇のため、ポジション管理に悩まされる場面が多く、損失が続いた。
4月で戦先物ショートがうまくいきすぎていたため、それが意志決定にバイアスをかけ、大きなデルタマイナスにすれば、マーチンゲール的に何とかなる、と考える場面が多く、損失を重ねてしまった。

最終的にSQ前に下落が続いたため、相場の読みは当たっていたのだが、その読みに沿ったポジションを続けるための証拠金管理が今ひとつだった。
ポジションを持っていたときの利益の幅は-5.1%〜-1.8%となり、10ヶ月ぶりに月間損益が負け越しとなった。

今月は久しぶりにSQで前ポジションをたたんでいないため、来週からすぐに6月戦に突入する。
現時点のポジションは、全体的なバランスとして売り部分の残りの利益が薄く、買い部分の残りの損失となり得る部分が大きいため、早めに方向性を打ち出すか、セータを高める必要がある。

まず、コールレシオの売り部分が十分に利益が乗っているため、そろそろポジションの縮小を実施していく。
次にカバードプットはドルコスト平均法的に、徐々に積み増していく。
必要に応じてコール買いも実施する。
新規スプレッドとして、6月プットレシオ(5月下旬or暴落発生後に仕掛け)、7月バックレシオ(ATM&ニアOTMのクレジッドスプレッド)を適切なタイミングで設定していきたい。

<2008年度オプション投資運用状況>
1月 +4.8%
2月 +21.2%
3月 +15.9%
4月 +4.3%
5月 -2.0%(含み益込み)
年初来 +45.8%
※手数料込み