「秒速5cm」新海誠
http://5cm.yahoo.co.jp/
せっかくだから、昼間から渋谷に行ってみてきた。
3〜400人の上映会場で、入ってるのは40人程度で、ほとんどが20代の男性。
ま、そんなもんかな。
チケットは直前に買ったが、真ん中のど真正面の席が取れた。
わはー
で、以下雑感。
「桜花抄」
中学時代、明里に会いに行く話。
現在の私にとって、遠い場所というのはサハラ砂漠のまん中とか、K2の頂上とか、月とか2次元とか、そんな公共機関や車で行くのが難しい場所しかない。
南極だって、飛行機と船のチケット手配すればすぐに行くことができる。
が、中学時代の私にとっては、近所の大都市ですら、遠い場所だった。
自分ひとりで電車を沢山乗継した記憶があるのは中学受験の時に少し遠い中学を受けた時だが、受験ということもあり、不安な旅路だった。
今では近い距離、しかし昔の私にとってははるかに遠い距離、そんなことを思わせる話だった。
距離が離れる前に、心が近くなった話。
「コスモナウト」
恋する少女はいいねぇ・・・
NTR属性付きそうだよ・・・
距離が離れ、心が遠ざかる話。
「秒速5cm」
距離が近くなり、心が遠くなった話。
鬱エンド。
貴樹くんは遠くを見続け、明里は現実か、違うものを見るようになった。
かなり短めの話だったので、もう少し長い展開が欲しかった。
ラストが一種のBADEND展開なので相当好き嫌いが分かれる作品。
リアルな話といえばリアルな話だが・・・
主題歌は、当初予告編見た時は違和感でいっぱいだったが、本編見て納得した。
あーゆーのがやりたかったのねー。
